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当サイト管理人も子どもが生まれた時に退職をしていなかったので、復帰後は育児と仕事の両立にとても頭を悩まされました。そうした経験を他の人の役に立てられたら救われる人は大勢いるのではないかと思い、当サイトの運営を行っています。なお管理人への連絡はこちら宛にお願い致します。怒らない育児を目指す
忙しい中で一生懸命子育てをしているとどうしても人間は余裕を失っていってしまうので、怒りの感情に関する沸点が下がっていってしまい、怒りやすくなってしまいます。もちろん子どもを叱る行為の全てがいけないというわけはなく、特に子どもが幼いうちは危ないことをしがちですし、他人を傷つけるような行為もしてしまいがちです。そうした時にはそれはいけないことだときちんと注意しなければいけませんし、場合によってはきちんと叱ってあげるべきでしょう。
しかしこうした本人のためを思った注意や叱責と親のエゴや感情をただぶつける行為である怒るということは本質的に違います。過度に怒られて育った子どもは何事にも萎縮し人生を主体的に切り開いていこうという意欲を失っていってしまうため、将来苦労することになる場合が多くなってしまいます。また不安も抱えやすくなってしまうためネガティブで暗い人間に育ってしまいますし、そうなるとあまり人に好かれることがないためますます暗い人物になってしまうという悪循環にもはまってしまいます。
またそんな将来のことまで考えなくとも、怒られすぎた子どもは笑顔を失ってしまうので、それは親としてとても悲しいことと言えるでしょう。大変なことがあったとしても親が育児を頑張れるのは子どもの笑顔が親にとってとても大きなご褒美だからです。
なぜ親は子どもに対して理不尽に怒ってしまうことがあるのか、多くの場合それは子どもを想う純粋な気持ちではなく親のエゴや支配欲によるものです。つまり、子どもには自分の思い通りに育って欲しい、行動して欲しいという気持ちが強すぎるために、子どもが自分の想定や希望から外れてしまうとそれが耐えられずつい怒りをぶつけてしまうのです。しかし子どもはいくら幼いとは言っても親とは異なる人格を持った1人の人間であり、完全に親の思う通りに育ったり行動したりすることはまずありません。
しかし上記のように怒ることは良くないし親のエゴでしかないのだということが理解できたとしても、子どもを怒らないでいるのはかなり大変です。そこで怒りの気持ちに支配され子どもを理不尽に怒ってしまいそうになってしまったら、一度自分の気持ちをリセットする習慣を持つと良いでしょう。ポイントは怒ってしまったり怒りそうになってしまったりした時に、まず一度立ち止まって深呼吸をすることです。その上で自分は今何にそんなに腹を立てているのかを見つめるようにすると良いでしょう。自問自答を行うことで冷静さを取り戻し、理不尽な怒りをぶつけるのではなく、適切な注意や叱責ができるようになります。